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8月6日の「シン・ゴジラ」

きょうはおやすみ。
引っ越して来たばかりの東京の新居の周りを、
自転車でまわってみる。

すると、近くに映画館付きイーオンを発見。
せっかくなので、気になっていた
「シン・ゴジラ」を見てきました。
e0126903_23160705.jpg
結論からいうと、大変良かったです。
脚本・総監督は「エヴァ」の庵野さん。
あいかわらず、「科学的な装置の美」の見せ方が本当にうまいなあと思う。

むかし、研究関連でお世話になっていた
高エネルギー加速器研究所(KEK)で、
研究者の方にある印象深いお話を聞いた。
なんと、「エヴァ」を作るにあたって、
庵野さんがKEKに見学に来た、というのである。

研究者の方は、
もちろんメインの大きな装置について説明しようとするのだが、
目を離すと庵野さんは、地面を這う極太ケーブルなんかを
写真におさめていたという。

「エヴァ」を最初みたとき、
電線とか信号機とか日常の「装置」に加えて、
基地の中のケーブルとか、
意味不明のプログラムが映し出される画面とか、
「なんか科学チックなもの」、
「意味はわからないが美しい(orかっこいい)もの」を
大切にしているなあと思った。

今回の作品でも、それが存分に活かされている。
印象深いのはスーパーコンピューターの場面とか。

あと、「あの音楽」を共通して使ってるのが、
個人的に、すごく良かったですね。笑


で、もう一ついいなと思ったのが、
原作の「ゴジラ」をリスペクトしているなと思ったこと。
リスペクトする、ということは
その「哲学」を受け継ぐということですね。

有名な話なんですが、
ゴジラって、元々核実験のために生まれた生物、という設定らしいです。

幼少の頃、なぜか(経緯をまったく思い出せない)
実家の近所の映画館で
「ゴジラVSメカキングギドラ」を観た。
やたら音がうるさくて、こわくて、
ずっと耳をふさいでいた覚えがある。

それなのに、なぜかゴジラというキャラクターに魅了されて、
「ゴジラ大百科」的な本を購入。

そのとき、その出自を知った。

小学生であるから、
当時は、へぇ〜くらいにしか思わなかったが、
年を経るにしたがって、そ
ういう「メッセージ性」がある作品なのだなあと思った。

作品では、作中、
「ゴジラに核兵器をもちいるか否か?」という葛藤が描かれる。
(大体映画ですごいの(エイリアンとかなんとか)が出て来ると
 核を使おうとしますよね…。)
その中で、被爆後の広島・長崎の画像が(どちらも3秒ほどずつ)出て来る。

8月6日という日にこの映画をたまたま見たことに、
少しはっとする思いだった。

元々、「核兵器」というものの恐怖を具現化したゴジラ。
それを、うまく、裏テーマ的に描いているなと思った。
しかも、2011年を経験した今だからこそ、描ける形で。

エンターテイメントとしても面白く見ました。

広島を離れて丸3年経ちました。
ちょっと、色々と忘れていたなということを、
色々と思い出しました。

すごく遅くなってしまったけど、
これを書いたら、少しだけ黙祷して床につこうと思います。

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by ton2_net | 2016-08-06 23:15 | おすすめ作品 | Trackback | Comments(0)

原付に乗りたくなる映画

『人のセックスを笑うな』という映画を見た。
好きなのだ、という後輩から借りたのである。

面白く見た。

それで、なんとなく思ったのが、
きっと制作者の意図とはまったく違うだろうけど、
「原付っていいよな」
ということだったのである。

一言で言うと、内容としては、
永作博美と付き合った挙句、
蒼井優に嫉妬されるというハイパーシチュエーション映画である。

その途中、田んぼの真ん中(と思われる)のバス停で、
なんとなく、主人公(松山ケンイチ)と蒼井優がベンチに座って、
所在なげに、ジュースを飲んだりしている。
蒼井優がすごいなと思うのは、
明らかコイツ、主人公のこと好きだな、と
言外でわかる演技をしているところである。
(映画館の階段の1カット、すごいと思いました。
 「階段の登り方」で「恋」を表現できるものなんですね。)

さて。
で、そこに二人で乗って行ったのが原付なのであった。


それを見て、
懐かしいなあと思った。
原付き乗りたいなあと思った。

大学にいた頃、先輩にもらったHONDAの「ビーノ」という原付に乗っていた。

ブレーキランプは、ゾンビの目玉よろしく配線二本で垂れ下がっており、
スピードメーターの針は、0の位置からぴくりとも動かなかった。

きわめつけは、ガソリンを満タンまで入れると、よく燃料漏れした。
ドラッグレースみたいに、いきなりドカーンと走り出さないかと、
ひやひやしながら運転していたのだった。

…よく無事だったな。


しかし、関東平野の冬の青空の下、
イチョウ並木のひたすら続くだだっ広い道を、
「さみー!!!」
と言いながらカスミ(スーパー)まで食料調達しに行っていた日々を思い出した。


ほとんどの場合、とりとめもないことを考え、
ある時には妄想にニヤニヤしながら、
またある時は、悲嘆にくれながら、
右手のアクセルをひねって、つくばの町を走っていた。

そういう時代もあったのだ、と思わせてくれる映画でした。
永作博美はいなかったけど。

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by ton2_net | 2015-11-17 00:00 | つくば | Trackback | Comments(0)

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
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