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なしのある風景

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秋といえば梨の季節だ。
果物全般好きだけど、
梨はその中でも結構好きな部類に入るように思われる。

学生時代に住んでいた寮が、
大学のほぼ端っこにあって、
その隣が農林センター(?)という巨大な実習場だった。

生物系の友人から、そこで梨が格安で買えるとの噂を聞いた。
「ただし、曜日が決まってるし(たしか平日週二日くらいだった)、
 人気だから早くいかないと売り切れちゃうよ」
とのことだった。

早速、1限の授業がない曜日を選んで、
ちょっと早起きして実習場に足を運んでみた。

ただ、問題は、入り口すらもわからないことであった。
一応周りが木で囲われていて、
道から見ても、中の様子は見えない。

適当に隙間をみつけて中に入ってみた。

木の間を歩くと、やがて開けたところに出た。
驚いたことに、想像以上に広大な土地である。
ただの平地もあれば畑もあり、ビニールハウスも見える。
北海道かここは・・・とびくつきながら歩いてみると、
なんと馬や牛までいた。

結局、30分くらい歩いても梨売り場は見つからなかった。
朝だったからか、人にも一人も会わなかった。

道に出て、よく見てみると、「入り口」と書いた看板があって、
そこから入っていくと、間もなく「直売所」があり、
なんだか拍子抜けした。

梨は確かに安くて(一個50円しなかったと思う)、
そして大きくて甘くて美味しかった。

それ以来、秋になるとちょくちょくそこへ出向き、
たらふく梨を食べた。

あの直売所はまだあるのかな。
懐かしい。

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by ton2_net | 2017-10-22 14:48 | Trackback | Comments(2)

原付に乗りたくなる映画

『人のセックスを笑うな』という映画を見た。
好きなのだ、という後輩から借りたのである。

面白く見た。

それで、なんとなく思ったのが、
きっと制作者の意図とはまったく違うだろうけど、
「原付っていいよな」
ということだったのである。

一言で言うと、内容としては、
永作博美と付き合った挙句、
蒼井優に嫉妬されるというハイパーシチュエーション映画である。

その途中、田んぼの真ん中(と思われる)のバス停で、
なんとなく、主人公(松山ケンイチ)と蒼井優がベンチに座って、
所在なげに、ジュースを飲んだりしている。
蒼井優がすごいなと思うのは、
明らかコイツ、主人公のこと好きだな、と
言外でわかる演技をしているところである。
(映画館の階段の1カット、すごいと思いました。
 「階段の登り方」で「恋」を表現できるものなんですね。)

さて。
で、そこに二人で乗って行ったのが原付なのであった。


それを見て、
懐かしいなあと思った。
原付き乗りたいなあと思った。

大学にいた頃、先輩にもらったHONDAの「ビーノ」という原付に乗っていた。

ブレーキランプは、ゾンビの目玉よろしく配線二本で垂れ下がっており、
スピードメーターの針は、0の位置からぴくりとも動かなかった。

きわめつけは、ガソリンを満タンまで入れると、よく燃料漏れした。
ドラッグレースみたいに、いきなりドカーンと走り出さないかと、
ひやひやしながら運転していたのだった。

…よく無事だったな。


しかし、関東平野の冬の青空の下、
イチョウ並木のひたすら続くだだっ広い道を、
「さみー!!!」
と言いながらカスミ(スーパー)まで食料調達しに行っていた日々を思い出した。


ほとんどの場合、とりとめもないことを考え、
ある時には妄想にニヤニヤしながら、
またある時は、悲嘆にくれながら、
右手のアクセルをひねって、つくばの町を走っていた。

そういう時代もあったのだ、と思わせてくれる映画でした。
永作博美はいなかったけど。

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by ton2_net | 2015-11-17 00:00 | つくば | Trackback | Comments(0)

つくばという場所

今日は、仕事でつくばへ。
TXに乗ってつくばセンターからバスに乗る。
バスは、本当は目的地に最寄りの停留所があったのだけれど、
ついつい懐かしさのあまり途中で降りてしまう。
たまたま早く着きすぎて、時間に余裕があったということもあるのだけれど。

「ループ」を歩くと、落ち葉がさらさらと上から流れてくる。
空は、どこまでも青い。
こんなにきれいな場所だったっけと、
なんだか、本当に不思議なことだけれど、少し泣きそうになった。

なぜだろう。

考えてみたら、ここに来るのは卒業して以来初めてなのではなかったっけ。
地震があって、卒業式もないままに、ばたばたとみんなと別れて。
働き始めて、そこからまたさらに本格的なばたばたになって。

どうしてこんなに長く来ることがなかったのだろうと最初は不思議に思っていた。

どうしてつくばマラソンにエントリーしなかったんだろう。
どうしてワンゲルの新年会に参加しなかったんだろう。
でも多分、そういう疑問を感じることもないくらい、余裕がなかったのだと思う。

つくばに最初に来て暮らした、
「平砂宿舎」(兄は未だに「収容所」と呼んでいる)を見にいく。

がくっとくるほど、何にも変わっていない。
相変わらず汚くて、雑然としていて、五角形で、自転車がそこかしこに散らばっている。
留学生らしき二人がこっちを見て、会釈をしてくれる。
さらさらと、ここにも落ち葉が優しく降り注いでいる。

その時はその時で、余裕は無かった。
冬山の計画書を書かなくてはいけなかったし、
相変わらず陸上では高校のベストを追い抜けていなかったし、
好きだった女の子に手紙を出しても、返事は帰って来なかった。

それでも、いろんな人と出会って、たくさんの事を感じて、
4年ぶりに訪れた場所には、確かに「懐かしさ」を感じることが出来た。

その「懐かしさ」そのもの、もそうなのだが、
それを「感じられる」ということにこそ、励まされるように思う。
今だって、それはたまには大変なこともあるけれど、
きっといつか、懐かしさを感じられるんだろう。

年を取るということは、ある意味では悲しいことだ。
だけど、「懐かしい場所」が少しずつ増えていくという、そんな特典だってある。
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by ton2_net | 2014-12-02 22:51 | つくば | Trackback | Comments(0)

就職活動も過ぎてみれば

ちょっとしたご縁で、卒業した大学の学生さんの就職活動相談に乗っている。
たまにメールをちょこちょこ交わしているだけなのだが、
結構自分の考えの整理になったりする。

しかし、大変だなぁと思う。
その子は今修士2年なのだけど、春採用には残念ながら希望の職種にはつけず、
今は秋採用を受けるのか、そのまま研究者として生きていくかを悩んでいるのだという。

悩むよね。疲れるよね。

就職活動をやっている時は、大学の先生に話を聞きに行ったり、
たまたま聞きに行ったシンポジウムで出会った先生にお願いして
インターンさせてもらったり、
OBOG訪問と称して働くお姉さんに晩ご飯をおごってもらったり…
と、こう書いていると結構楽しそうなのだが
(ちょっと楽しかった)、
やっぱり、色々考えるし受からなかったらとか思うし。

疲れるよね。

そもそもなんか就活スーツとかいうの
(今持っている唯一のスーツなわけだが)を着るだけで息苦しいし。

東京までつくばエクスプレスで行って、説明会とか出て。
帰りに秋葉原まで東京メトロで帰って。

疲れた時に、ipodでよく聞いていたのが、東京事変の「閃光少女」だった。
きょう今を最高値で通過していこうよ
明日まで電池を残す考えなんて ないの
なぜ、これをよく聞いていたかというと、
当時好きだった女の子が好きだったからだ。
結局その子には卒業間際にフラれ、
手元には椎名林檎の歌声だけが残ったのだった。

…そんな話はまぁいいんだけど、
この歌を聞くと、疲れてだるくて、
そのくせちょっとまだ心の中には緊張感が残っていて、
もうすぐ大学生も終わりなんだなという
一種切ないような気持ちが思い出される。

就職活動。
やっと内定出た人もいれば、
これからが本番、と言う人も居ると思う。

大変だろうと思うけど、
過ぎてみて何年かすれば、こんな風に上から目線で後輩にアドバイスしたり、
変にノスタルジックな思い出として語れる日が来るよ。

応援しています。

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by ton2_net | 2014-05-07 00:23 | 就職活動 | Trackback | Comments(0)

つくばの味噌汁の話

始発の電車で東京へ。
最近、東京へいく機会が多く日帰りも結構あるのだが、始発で東京行くのは初めてである。

駅までの道すがら、4時の福井の町を歩いてみて思ったことがある。
つくばに似ているのである。

信号の光りが、濃い霧のなかでぼやーっと光っている様などを見ると、家賃12000円で部屋の形が五角形の「平砂宿舎」へ行く道を思い出(フラッシュバック)し、思わず涙がこぼれそうになる(うそだけど)。

平砂宿舎には、共用棟というのがついていて、
そこにお風呂(170円)とか食堂がある。
食堂でご飯を買って食べたことはほとんどないが、味噌汁はよく頂いた。

どういうことかというと、定食を頼むと味噌汁がつくのだが、
それは各人セルフでお椀によそう仕組みになっている。
だから、僕は何も頼まず、やおら味噌汁をよそって席につき、
鞄から自前のおにぎりを取り出して食事を済ませるのである(ひどい話だ)。
一年生の時は、よくやった。

特に生活に困窮していたわけではないのだが、
「あ、ここお味噌汁ただなんだ、すごーい。」と思ったのである。

そんなわけない。

しかしある日、さすがに我慢の限界を超えた食堂のおばちゃんから、
「あんた、いっつも来るけど頼んでへんやろ」と鋭い指摘があり、
それ以来食堂には足を運んでいない
(正確に言うと、食堂運営の業者が変わってリニューアルしてからは何回か行ったけど、
味噌汁は自分ではよそえなくなっていた。
きれいになっていて、いかにも「キャンパスの食堂」という感じなのだが、
昔の方が、味があったと思う)。
とにかく、お味噌汁ごちそうさまでした。
…すいません。

それにしても、あの味噌汁にたまに入っていた(大抵、具など入っていない)
謎の野菜は何だったのだろう。

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by ton2_net | 2013-10-30 04:53 | Trackback | Comments(0)

春4神社

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と勝手に呼んでる神社がありまして、僕の筑波で好きな場所第二位くらいです。(1位は競技場かな?)

就活の時とか、気分転換の散歩も兼ねてよくお参りにいったものです。


24日の納会のあと、なんか寝たくなくなっちゃったので研究室行って徹夜。データ読み込ませながら色々考えた。朝、帰ってモツ煮食べて寝た。
昨日もうちでちょろっと飲んで、またなんとなく研究室行ったら10時になってた。結構はかどった。ていうかこれくらいのことは毎日やれよ、と。


しかしあまりに天気いいのでつい歩いて帰りたくもなりますわな。もう着いちゃった。

今日は最後のM-1ですね。
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by ton2_net | 2010-12-26 10:42 | Trackback | Comments(0)

つくばマラソン (V.S. JS, RC)

先週の日曜にマラソン走った。
3時間6分36秒(確か)だった。
自己ベストが出てじいさんに勝ったので、良かった。
少し振り返ってみよう。

朝。6時半に起きた。
ニュースを見た。
ご飯にたまごかけて食べた。
みそ汁を飲んだ。
大福食べた。
週刊子どもニュースを見た。
お父さん役の人が、「後三回だし…。ま、がんばろうよ」と言っていた。
最近の”滝 廉太郎の眼鏡事件”などもあり、この番組からは目が離せない。

…そして、気づいたら9時前だった。
(スタート9時半)
ま、まぁ計算通りですよ。
マラソンなんて、あんまりアップしてくと最初飛ばしすぎてしまうのですよ。

焦って(!)競技場に行くと、みんないた。
りっちゃんさんとトモさんもいた。
ちょっとストレッチして、スタートへ。

どうして毎年同じ過ちを繰り返すのか?
とそろそろ思い始めたので最初はゆっくり…
と思って走った。
しかし、気づくと4分10秒とかで走っていた。
後半を上げようと思い、落とした。
勝負は30kmからだ、きっと。

10kmらへん?で応援の方々が。
毎年ありがとうございます。

最初の給水所がこの辺にあった気がする。
マラソン関係で好きな言葉は、りっちゃんさんの
「最初に飲んだ水も、後になって効いてくるから」。

17kmらへんにも、給水ポイントがあったので、
ちょっと後ろを見て、人とぶつからないように取ろうと思ったら、
すぐ後ろに見たことある人がいた。

「なに…!」と思って前を向いたら、後ろから「くへへ…」という笑い声が…。
間違いない、るいちゃんだ…。
その直後、ゆりかはむふっきーらが。

そのままるいちゃんと30kmくらいまで走った。
一緒に走ってくれる人がいるのは、ありがたいね。
(ちなみに、るいちゃんはすれ違う人たちに応援される度に「けへへ…」と笑っていた。)

”約束の30km地点”まで来たので、調子に乗ってペースを上げた。
順調に1km4分に迫るペースまで上がった。
すると…。
38km地点で「あ、これこれ♪」という感じがして、
ペースが一気に落ちた。

あ、ゆうたがいる。
と思ったら、なんか後ろに気配を感じた。
まさか…と思って後ろをむくと、るいちゃんがいた。
すーっと前へ行ってしまった。
(そういえば、去年あーみーに抜かれたのと全く同じ感じだった。)

ループに入ったら、早くも折り返して来たイカ、りっちゃんさん、みわまきが。
えびちゃんもいた。相当苦しそうだった。
T代に至っては、足がヤバそうで、歩いていた。
坂で応援してもらって(のんちゃんもいた)、
最後の1.5km。

そして競技場に入った。
10分は切れそうだから、じいさんには勝てるだろ…。
るいちゃんはもういないな…。
とか思っていたら、最後の戦いが。

背の高いイケメンが迫って来た。
なにー。速いよ。無理だよ。

でも、ここで負けたら、何か大切な物を失う気がしたので、
最後飛ばした。
イケメンに勝利した。
(ooishiは、"小さなアイデンティティー"を手に入れた。)

走り終わって、帰ってくる人の応援をした。(ビール飲みながら)
沢山の人が走っていた。
途切れること無く、ゴールへ人が走ってゆく。
なんとなく、これはすごいことだな、と思った。

ハムも書いていた。
「きっとそれぞれが、なにか目標があって、なにか約束があって、
なにかしらの問題を抱えてる。中間地点過ぎて体のどこも痛くない人なんて、きっと10人に一人位かもしれない。
 でもみんなが、必死になってゴールする。 」

マラソンとか、山とかはやってるけど、どうしてなのかよく分からん。
どうしてあんな苦しいことがはやるんだろう?と思う。
(ここまでくると、冬山登山が流行ださないように祈るばかりだ。)

でも、少し分かるような気もする。
それは、苦しさを乗り越えるという所には、
そこまでに至る過程で「自分の不甲斐なさ」を感じる、
という通過点が多かれ少なかれあるということ。

そういうとき、蛇口をひねれば水が出るし、コンビニに行けば食べ物が有るし、
「”生命を維持する”ことだけ考えれば一人でも生きて行ける」
日常生活では感じられないことが、感じられるのだと思う。

同好会のみんながいるから、今年も出場したし、
いい結果が出したいと思えて、夜にジョグすることができた。
応援に励ましてもらって最後は上げられたし、
また、最後まで走れたと思う。

登山だって、みんながいなかったらあんなきついとこ、行かないよ。
せいぜい筑波山とかに行くか行かないか、だと思う。


走り終わってみわまきが見知らぬおじさんと親しげに話していた。
あとで、あの方、岩井ハーフで一緒になった人なんですよ、と言っていて、
「一緒に走った人って、同志って感じで仲良くなれるよね」
という話をした。

困難に際した時、一緒に闘ってくれる仲間がいるのは、
とてもとても、有り難いことだよね。

多分、毎日みんな、何かと一所懸命闘っているけど、
あえてわかりやすい困難に挑むことで、
そういう、有り難さみたいなものがずっとずっと意識しやすくなるんだと思う。
たぶん。
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by ton2_net | 2010-12-02 07:24 | 陸上 | Trackback | Comments(7)

つくば愛好家のみなさんへ vol.2

リクエストがありましたので、紹介します。
まずは、一の矢。
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なつかしの共用棟。
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これは元・元・主将の部屋があった11号棟。顔を横にしてみてください。
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しかし、時は流れ、こんなカラフルな棟ができました。
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死体が幾つか沈んでいるんではないかと噂される、池。
ほとりの桜が本当に綺麗に咲くんですが、もう散ってました。残念。
よく外国人がパーティーしてる。今日もしてました。

そして、水壕。
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と筑大競の応援に来た同好会の人々。
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おまけのループ
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紫峰荘は、取材時間の都合上、カットさせていただきました。
(筑大競見てたら、面倒くさくなってきてしまって…)

筑波を離れてしまった皆さんも、筑波のみなさんも、月曜日からまた頑張りましょう。
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by ton2_net | 2010-04-18 23:07 | つくば | Trackback | Comments(0)

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
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