「99.9%は仮説」 竹内薫 光文社文庫 科学は、世界共通語。 科学は、現代の基礎的な考え方。 全ての根本--- 一般的には科学で証明されたことは覆しにくく、 逆に科学的に証明されていないことは「ナンセンス」と片付けられてしまう事も少なくない。 しかし、科学によって生み出された考え方は実はそんなに確固たるものではなく、常に覆される可能性を孕んでいる。 それが、カール・ポパーの提唱した科学の定義、 「科学とは、反証可能なものである」 に良くあらわされている。 つまり、ある仮説について、「こういう実験をすれば、それは正しくない、と証明できるな。」と考えられるものだけが、科学だというのである。 だから、「絶対的に正しい」真理なんていうものがあったとしたら、それはポパーの定義ではもはや科学ではなくい。 リチャード・ファインマンは、「科学は近似である」と言っている。我々は「真理」(というものがあればとすればだが)の周りをぐるぐるぐるぐる回っているのである。その距離は、科学者達の努力によって段々近くなるのかもしれないが、距離が0になることはない。 そう考えると、我々は実に切ない世界に生きている。 我々は、本当に何かと距離=0になること、「触れる」というこは出来ない。 まわりをぐるぐる回って、その輪郭を感じることが出来るだけなのだ。 でもそれは、人間の感覚器官や、表現の世界であって、人間の「心」というものは、「近似」だけではない、何かもっと高次なものなのではないかと思う。それが、僕の「仮説」であるが、果たしてこれは反証可能であろうか。
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