自由、このすばらしきもの

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写真は昨日の練習後、koba.ken、あっさいとともに餃子屋に行ったJAPです。。。
なんかどっかの美術館にある絵みたいだ。

昨日はPeter先生とのPrivate lessson。
45minutesのshort versionなので、英語のメールの書き方について。

書き始めは
Dear (name)
でよいのだが、このとき、
Dear (first name) or Dear Dr.(Mr. Ms. etc) (Family name)
で、
Dear (Family name)
とは普通書かない。

また、文末には日本語の「敬具」にあたる
Sincerely,
等を書くが、例えば感謝の手紙なら、
Thanks
Thank you
Thankfuly / with thanks
appreciatively
Gratefully
などがあり、下に行くほど強い感謝を表す。
Gratefullyなどは気軽に使ってはイケナイ。

他にも謝りのメールなら、
sorry
sincerely
with regret
apologetically
Remorsefully
などがあって、同様に下に行くほど程度が強くなる。

気がついたら時間オーバーしていたので、打ち切って研究室に帰る。
帰りのエレベーターで中国人の留学生と一緒になり、話しかけられる。
「この階で、ジュギョですか?」
「? ああ、授業じゃないですよ。先生に会いに来たんです。
 何を研究されているんですか?」
「チソウの研究です。まだ日本語ワカラナイので、勉強している。」

とにかく、何かを勉強するためには、使ってみるのが1番いいように思う。
この留学生も、日本語を使うために見ず知らずの人に話しかけているのかもしれない。
その積極性に、乾杯だ。

家庭教師へ。
今日は犬養道子(いぬかいみちこ)の「自由、このすばらしきもの」を読む。

テーゲレン湖のそばで、ちょっとした事が起こった。案内をしてくれたドイツ人一家の(それはビール工場に勤める労働者の一家であった。)八つになる男の子が、後生大事に抱えてきていた、去年だかの誕生祝いにもらったというトランジスターラジオを、突然かけたことである。天地の沈黙が破られて、音の波が矢のように辺りを駆け巡った。---が、ほんの一瞬だった。母親が急いで男の子の肩に手をかけ、父親がはっきりした調子で、ここでは音を立てるなと言ったからである。
「静かに山を見ている人もいるんだよ。」
「だって、」
と男の子は執着がましく言った。
「僕は聞きたい。」
「静かにしていたい人もいる。音を聞きたい人もいる。だから、耳に当てて、聞きたい人だけが聞く装置がついているんだよ。」
 男の子は納得した。湖畔の小道には、また静寂がもどった。静寂の中で山の峰は、いよいよ青く、いよいよ迫るように見えた。街中を離れて出かけてきた人間たちの心をいやし、魂を洗い、新しい元気を休息もろとも与える恵みに満ちた荘厳さが感じられた。---

「自由、このすばらしきもの」犬養 道子


秀逸な文章である。無駄が無く、しなやかである。「聞きたい人」、「聞きたくない人」両方が存在することを認め、お互いの自由を尊重すること、そして、それを子どもに教えようとする姿勢が、見事に描かれている。こういう文章を書く人が、物書きで飯を食っているんだなぁ、と感心する。
中学生の教え子には、ファイルをプレゼントして、教材をファイリングしてもらっている。三浦哲郎だとか、犬養道子だとか、芥川龍之介だとか、今はよくわからなくて(そして教え方が悪いが故に成績があがらなかったとしても・・・)いつか大きくなった時そのファイルを開くことがあれば、きっと何か感じることがあるだろう。そして、たとえ二度と読み返さなかったとしても、優れた文章に触れるということは、なにかしら彼の人生において(たとえ目に見えないようなちいさなことであっても)いい影響を与えるに違いない、と思っている。
いつか、ファイルを見返してくれて、ついでに僕のことをちらっとでも思い出してくれて、その上、
「あぁ、あの時は分からなかったけれども、これはなんていう素晴らしい文章なんだろうなぁ。」
と思ってくれる、までは贅沢な望みだろうけど、まぁ、懐かしいな、位に思ってもらえれば、冥利に尽きる。

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by ton2_net | 2009-05-26 23:02 | 教育学 | Trackback | Comments(0)
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