新しくなったton2net



カテゴリ:その他色々( 145 )


世界の声に耳を澄ますこと

野矢 茂樹の「無限論の教室」では、無限には「実無限」と「可能無限」の
考え方があることが紹介されている。

すなわち、その簡単な考え方は
実無限:無限は既に存在していて、私たちがそれを発見して行く
可能無限:無限を作り出す”規則”があるだけで、無限が存在しているわけではない
となる。

例えば、
「円周率に、7が7つ続けて現れる箇所は存在するか?」と言う命題を考えよう。
(今はまだそのような箇所が見つかってないとする。多分見つかってない。)

● 実無限の立場
答えは「真」か「偽」のどちらかである。
答えは既に存在するが、私たちがそれを知らないだけだと言うのである。

一方、
● 可能無限派の立場
答えは「真だとも偽だとも言えない」となる。
なぜなら、円周率を計算し続けることのできる「規則」が既にあるだけで、
なされていない計算の結果については、「まだこの世に存在しない」とするからである。
それは「まだ生まれていない僕の子どもは男の子か、女の子か」と問いかけるのと同じである。
その真偽は、子どもが生まれてからでないと議論できない。

一言で無限と言っても、様々な考え方があり、実に興味深い。


この概念の説明を読んでいて感じたことは、「学ぶ」と言う観点からすると、
我々の周りの世界は、「可能無限」的だな、ということである。


「ラジオ版 学問ノススメ」の内田 樹さんの回で、内田さんが言っていたことが印象的だった。
「私たちは、”贈り物を感じる感性を磨く”ことで、より良く生きられる。」というのだ。
その箇所を、少し要約しながら抜き出してみる。
-----
基本的には、人に物を書いても、言葉を発しても、
メッセージを送るってことは”贈与”なんですよ。

ラジオなんか聞いてても、「これ、俺に向かって言ってんの?」
って思うときがあるじゃないですか。
それはもちろん勘違いなんですけど、その勘違いが、
コミュニケーションにとって一番根本だと思うんですよ。

「この人は選択的に私に向かってメッセージを発している。」
そう思って、その人にダイレクトに返信したいと思うこと。

何見ても、それは、ある種病気に近くなっちゃうんだけど(笑)、
「これは俺のこと言ってんの」っていうのを何見ても感じられるセンサーを
発達させている人っていうのは世の中がすごく親しみに満ちて見えると思う。

自分に対する愛とか、敬意とか、励ましのメッッセージを、
あちこちから受け取って、あちこちにそれを発しちゃう。
どんな状況に有っても、パーソナルな、素敵なメッセージとして
受け取れる人は、強いと思います。
-----


何か出来事やものがあって、同じ物を何人かが見たとして、
でも、それを「どう受け取るか」は自分次第で、自由だ。
その「自由度」に生きることの奥深さがあるような気がする。

高校数学でも良く出てくる「平面座標」は「デカルト座標」とも言う。
数学者のデカルトが壁に止まったハエを見て、ハエの位置を表すにはどうしたらいいか、
と考えていて思いついたという逸話を聞いたことが有る。

壁に止まったハエを見た人は、人間の歴史が始まってから幾人もいたはずだが、
そこから「平面座標」という画期的なものを生み出すきっかけをとらえられるか。

やろうと思えば、壁に止まったハエから「平面座標の概念」を獲得することが、
「できなくはない」のである。


私たちをとりまく世界は、常に私たちに語りかけていると「思えなくもない」。
それに耳を傾けようとするか否かは、完全に私たちの自由であり、
そこに秘められるメッセージは、可能性としての無限なのだ。
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by ton2_net | 2010-10-21 00:05 | その他色々 | Trackback | Comments(3)

ネット上アウトプット強化期間、そして当たり前の事に気づく

そんな訳で、充実した週末の話も良いのだが、書こうとした事を一言も書かずに終わってしまったので、もう一個書く。
一ヶ月前の記事で、インターネット上のアウトプットの機会を増やしてみよう、という試みを表明した。
それから一ヶ月が経ったので、この期間中に個人的に感じた事をメモしておこうと思う。

まず、twitterだが、これはすごい。
それぞれが「人に知らせたい」と思う事を呟くので、「自分が思いもよらなかった情報や意見」に出会える可能性を秘めている。
もう一つ、ふと自分の中で思った事を、「言葉」という目に見える物に置き換える行為をする機会が増える。
そして、「本来、自分しか知らない考え」を他の人にさらし、時にリアクションがもらえる、という利点が有る。
返信だけでなく、どんな人が、自分のどんな意見を「リツイート」したか、ということからも重要な情報が得られると思う。
なんと言うか、「脳の一部のオープンソース化」みたいな試みだな、と感じた。

mixiのつぶやきも同じようなものだが、こちらの方が特定の呟きに対してコメントできる機能が有るので、レスポンスが帰ってくる率は高い。
また、つぶやきにしろ、日記にしろ、基本的に自分のマイミクが読んでくれるので、読者層を意識して記事を書くことができる。
(たとえば、陸上の練習に対する振り返りや考えを書いたり、特定の人へのメッセージとして書く事ができる。)

ブログも、ある程度読んでくれている人を想定して書いている訳だが、基本的にこちらは「誰が読んでもいいように」という姿勢で書くようにしている。(たまにそうでもないですが)
そして、ネット上では一番まとまって意見を述べることのできる場だと感じる。
個人的には、ネット上でアウトプットする中ツールの中で一番「落ち着く」空間だ。

これらを利用する利点に付いて、茂木 健一郎さんが良いツイートをしていたので引用させていただく。
書く(2)書くというと、すでに脳の中にある情報が出てくるだけだと思いがちだが、そうではない。「書く」という文脈を設定することで、その場で情報が生成される。出てきたものが、自分にとっても驚きということはしばしばある。@kenichiromogi

これぞ、ネット上で文章を書く大きな目的の一つではないかな、と思う。
書き終わって読んでみると、「こんなことが言いたかったのか」と感じる時が有る。
「自分が予想もしなかった自分」を発見するとき、少し大きくなれた気がする。



さて、この期間中に「気をつけなければならないこと」にも気づいた。
それは、ネット上のアプリケーションの多くに共通するものかもしれないが、
「それを使う事自体を目的にしない」
ことが大切だと思う。
言いたい事があるから、twitterを使うのではなく、twitterで何か呟きたいから、twitterを使う。
そういう使い方は、大げさに言えば”twitterで呟くために生きている”状況を招きかねない。

本来、こういうものは「何か人に伝えたい事や、得たい情報がある時に使う”情報伝達のツール”」
であって、「伝えたい事」や「知りたい事」も無いのに、むやみに入り浸って、
常にタブが開いてあって、研究や勉強の合間にちらちら見てしまって、
集中力が落ちてしまった、というのでは、まったく逆効果で悪影響だ。

”依存”とはこういうことかもしれない、と思う。
何かをして、その効果を楽しむのではなく、もうそれ自体を行う事が目的になってしまう。
こういうのは、恐ろしい事だな、と思う。

ツールは、目的を持って使わないと、大切な時間や労力を無駄にしてしまう恐れがあるんだという、当たり前の事に気づいた1ヶ月であった。
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by ton2_net | 2010-10-04 21:40 | その他色々 | Trackback | Comments(1)

やはり、あじ彩

やはり、あじ彩。
あぁ、おいしい。
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また行こうね!!
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by ton2_net | 2010-09-17 20:46 | その他色々 | Trackback | Comments(4)

るるるーるー…

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3、6年飲みでの「三障国王」のお姿です。
ありがたや〜
「名探偵コナン」の、犯人が自白する音楽を思い出しながらご覧頂くと、
一層悲哀が深まります。

一方その頃、マーメイドは丘にあがり、
本会場では暴露が行われていたのであった。

以上、内輪ネタブログでした。
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by ton2_net | 2010-09-13 23:49 | その他色々 | Trackback | Comments(0)

ありがとうございます

加点方式についてのブログに、メールで嬉しい感想を頂きました。
ありがとうございます!

多くの場合、ブログは、毎回送信ボタン押した後に「あぁ、あんなこと書いちゃって!」と思います。
こういう風に言ってもらえると嬉しいですね。ほんとに。

さ、台風も行っちゃったし。仕事しよ。
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by ton2_net | 2010-09-09 10:40 | その他色々 | Trackback | Comments(0)

もどかしさこそ

後輩がブログでこのブログのことを取り上げてくれていたので、
ちょっとリプライ。

彼は、
「自分は人に自分の意見を言う事ができず、
 むしろ自分が意見を持っているのかもよくわからなくなってきて、
 自分の考えを言おうとすると、うまく言えなくて、もどかしい」
というようなことを(だよね?)、書いていた。

文章を書いていても、誰かに何かを話そうとしても、
伝わらなくて「もどかしい」時はしょっちゅうある。

けれども、その「もどかしさ」を感じることが、とても大切なんじゃないかと思う。

基本的に、「想いは伝えられなくてもともと」かな、とも思う。
「分かり合える」関係は本当に「有り難い」ことで、すばらしい事だと思う。
だからこそ、1%でも2%でも人に何かを伝えられたと感じた時に、
非常に大きな幸福感を得る事ができる。

「ほんとうに伝えたい事」は、言葉とかカタチにできないものだと思う。
「本当に伝えたい事」は、「カタチあるもの」よりも一つ次元が上、というようなイメージがある。

立体的なものに、どこからか光を当てると、そこに影ができる。
ある方向から当てると、円だったり、また別の方向からだと四角い影に見えたりする。
それが、言葉だったり、音楽だったりするんじゃないだろうか。
まったく違う「表現」も、その元の「伝えたい事」は実は同じだったりする。

コミュニケーションの過程での「なんかもどかしい」という感情は、
自分の「表現」と自分の中の「本当に伝えたい事」との差異を表している。
その「もどかしさ」が、「本当に伝えたい事」の輪郭を探すの手がかりになるんじゃないかと思う。

繰り返し書くが、その輪郭さえも、きっとはっきりとした言葉で書く事はできない。
「感覚」に近いものだと思う。
自分でも「自分でほんとのほんとに思っている事」を確かにつかめていないのだから、
それを知って、表現するには、きっと色々やって感覚を磨くしかないな、と思ったりする。

色々試してみて、自分に合う表現を探してみよう。


うーん、ちょっとむちゃくちゃなこと書いてる気がするな。
まぁ、いっか。
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by ton2_net | 2010-09-05 22:48 | その他色々 | Trackback | Comments(2)

加点方式でいきましょう

落ち込んでいる友人がいたが、なんと声をかけていいものか、分からなかった。
そこで、少し考えてみた「落ち込んでいる時にどういう考え方をしたらいいのか」を
書いてみる事にする。


自分が落ち込んでいるときを思い出したり、
誰かが落ち込んでいる時に話を聞いていて共通することが多いのは、
「減点方式」を採択している事だ。

「今の自分は、これくらいできなければ」
「こんなこともできないなんて」
という思考からは、
(理想の自分)ー(現状の自分) ...(A)
という図式が浮かび上がってくる。

大切なのは、基準点が「理想の自分」か「現状の自分」のどちらに合わせられているか、だと僕は思う。

もし、(i)「理想の自分」に基準がおかれた場合(理想の自分=0)、
「現在の自分」は自ずとマイナスという事になってしまう。
この時、たとえ少し進歩しても、基準の0に届かずに自分はマイナスにいるから、
どうしようもない、と落ち込んでしまう。
(0は基準で、そこにいるのが「当たり前」なのだと思ってしまうから。)
このとき、(A)式は負となり、まるで自分が借金を背負っているような義務感が芽生える。

逆に、(ii)「現状の自分」に基準がおけたとき(現状の自分=0)、
「理想の自分」がプラスであり、1でも2でもそれは「進歩」だと捉えられる。
(0からプラスになるのだから。)
この時には(A)式は正となり、目標への距離だと捉えやすい気がする。


物理を考える時、ポテンシャルの基準は、考える人が任意でとってよいのである。
基準がどこにあるかを区別する事無く、
物理法則はいつも変わらずに世界を記述することができる。

迷った時には、今の自分を基準に取り直せば良いと思う。
これを、先人は「0からやり直し」と呼んだのだと思う。

「今、自分がいるべき場所」から「どれだけ自分ができないのか」を考える減点方式。
この考え方も、ある締め切りまでに、あるレベルまで達する必要がある時には有効だと思う。

けれども、もう自分のことが嫌いになるくらい、どうしたらいいのか分からない時には、
自分を0に合わせて、1でも2でもプラスに進む事を実感した方が良いような気がする。

何も有用なアドバイスはできないけれども、
落ち込んでいる友人に、”加点式思考の採択”を提案したい。

思い出してほしい。
私たちは、いつでも0に戻れることを。
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by ton2_net | 2010-09-03 17:08 | その他色々 | Trackback | Comments(0)

アウトプットから始まる事もあるさ

僕がネット上で考えを表明する場所として、
このブログ(ID:ton2net)、
mixi(ID:ton2),
Twitter(ID:Hiroto_OOISHI)
がある。
(Twitter、はじめてみませんか?ここからFollowしてみてね。)

もっぱらブログ主体だったが、この夏からmixiに復帰し、
(主にmixiボイス、次いで日記、メッセージ。)
Twitter、もうちょっと使ってみようと、今日思い立った。
三日くらいで飽きるかもしれないけど。笑

アウトプットから始まる事って意外に多いと思うんです。
話したり、書いたりして、
「あ、自分ってこんな事考えてる人間なんだ」
って思うときは、なんか良い感じがします。
就職活動でも、この感じには随分お世話になりました。

先輩や、社会人の方とお話するときなんか良くありますね。
少し緊張しているくらいが良いのかも。

というわけで、twitter上で発言がうるさくなるかもしれませんが、
followしてくださっている方、ちょっとの間我慢してみてくださいね。
思考のlogとして使ってみよう。


mixiで、嬉しいメールいただきました。
いや、嬉しいですね。
6年間曲がりなりにも大学で過ごしてきて、
気づいた事なんかもいくつかあるので。
そういうのを整理したり、他の人に参考にしてもらえたらな、
と思うのがモチベーションです。

念のため繰り返し言っときます。
すぐ飽きるかもしれません。
スタンスとしては、糸井 重里を見習いたい。
<みんななかよく5つのやくそく>
1 とげとげしいことばは、なしよ。
2 だれがただしかろうが、なにがただしかろうが、ただしくないことも、ありよ。
3 やすみたいとき、やすむのありよ。
4 だまっていたいときに、だまっているの、ありよ。
5 be たのしくね。
(糸井 重里のtwitter自己紹介より)

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by ton2_net | 2010-09-03 00:55 | その他色々 | Trackback | Comments(0)

ipodの副作用と良い刺激をもらったこと

・ ipod事件
朝、起きて陸上の練習に行こうと思って着替えた。
ポケットに手を突っ込むと、何かある。
ipodや〜!!
シャッフルなだけに、洗濯機でシャッフルされたようです。

これを後輩に話すと、真顔で
「先輩のipod、そんなに汚れてたんですか?」
と聞かれた。
さすがです。


さて、そうしてipod無し生活が始まったのだが、
(PCにつないだら問題なく動いたが、バッテリーがやられていた。)
ふと気づいたのは、ipodが無いと、ブログに書く事に困らなくなる、という事であった。
つまり、歩いたり自転車に乗ったり、電車の中で本を読んでいないとき、
ついipodを使っていたのだが、
実はそういう時にとりとめもなく考えていた事をブログに書いていたのであった。

確かに思い返してみると、
「ブログに何を書こうか思いつかない」
時期と、ipodせっかくあるんだからもっと使おうかな、
と思い始めた時期は大体一致しているように感じられる。

就職活動の時には、移動時間に
「自分、一体何がしたいんやっけ」
とふらふら考えていた事が、案外エントリーシートや面接内容の
核になったりした。

「アイデア出すぞ!」
という時間も必要だけれど、
フラフラと脳内をさまよう事もやはり必要なのだと思った。



今日も上野で集中@科学博物館。
飲み会で皆さんとお話。
大切な事を思い出す。

自分の心の中の「なんか違うなぁ」にきちんと耳を澄ます事。
”答えの無い問い”に挑戦する事。
つきつめて考える事。

いやぁ、飲み会大事ですね。
特に普段飲まないような世代、バックグラウンドの人と話すのは本当に有意義だと実感。
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by ton2_net | 2010-08-06 23:58 | その他色々 | Trackback | Comments(0)

程よい距離

原子核のポテンシャルには、”核力芯”というものがあって、
核子が中心に近づこうとすると、無限に発散する力で押し返されてしまう。

地球は、太陽と程よい関係にあって生命を育めたのだという。


無理に、近づきすぎなくても、”適正距離”というものがあるのかもしれない、と思う。
その適正距離で、お互いの存在を感じて、そこで精一杯がんばる。

朝に成れば日が登るし、夜でも月に反射した光は、太陽の存在を感じさせてくれる。
”ここ”でできること。
「遠いから」とか「近すぎて」とか良いながら、言い訳しない事。

離れていても、今、この瞬間も、がんばっているのは自分だけじゃない、と信じて
全力を出せること。
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by ton2_net | 2010-07-23 02:39 | その他色々 | Trackback | Comments(2)

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
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