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カテゴリ:就職活動( 29 )


就職活動も過ぎてみれば

ちょっとしたご縁で、卒業した大学の学生さんの就職活動相談に乗っている。
たまにメールをちょこちょこ交わしているだけなのだが、
結構自分の考えの整理になったりする。

しかし、大変だなぁと思う。
その子は今修士2年なのだけど、春採用には残念ながら希望の職種にはつけず、
今は秋採用を受けるのか、そのまま研究者として生きていくかを悩んでいるのだという。

悩むよね。疲れるよね。

就職活動をやっている時は、大学の先生に話を聞きに行ったり、
たまたま聞きに行ったシンポジウムで出会った先生にお願いして
インターンさせてもらったり、
OBOG訪問と称して働くお姉さんに晩ご飯をおごってもらったり…
と、こう書いていると結構楽しそうなのだが
(ちょっと楽しかった)、
やっぱり、色々考えるし受からなかったらとか思うし。

疲れるよね。

そもそもなんか就活スーツとかいうの
(今持っている唯一のスーツなわけだが)を着るだけで息苦しいし。

東京までつくばエクスプレスで行って、説明会とか出て。
帰りに秋葉原まで東京メトロで帰って。

疲れた時に、ipodでよく聞いていたのが、東京事変の「閃光少女」だった。
きょう今を最高値で通過していこうよ
明日まで電池を残す考えなんて ないの
なぜ、これをよく聞いていたかというと、
当時好きだった女の子が好きだったからだ。
結局その子には卒業間際にフラれ、
手元には椎名林檎の歌声だけが残ったのだった。

…そんな話はまぁいいんだけど、
この歌を聞くと、疲れてだるくて、
そのくせちょっとまだ心の中には緊張感が残っていて、
もうすぐ大学生も終わりなんだなという
一種切ないような気持ちが思い出される。

就職活動。
やっと内定出た人もいれば、
これからが本番、と言う人も居ると思う。

大変だろうと思うけど、
過ぎてみて何年かすれば、こんな風に上から目線で後輩にアドバイスしたり、
変にノスタルジックな思い出として語れる日が来るよ。

応援しています。

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by ton2_net | 2014-05-07 00:23 | 就職活動 | Trackback | Comments(0)

私の「動機」考

色々な人に会ったり、話したりする時に、
いつからか「動機」という点にすごく興味がわくようになりました。

高校頃から芽生えだして、大学の前半あたりで本格的になったと思います。
その頃から、ようやく自分を客観的に見るということをし出すように
なったんだと思います。
つまり、自分がとっている行動が、「当たり前」ではないんだということに
ようやく気づき始めた、と言い換える事ができるかもしれません。

たとえば、学校で勉強して、テストを受ける。
当たり前みたいにやって、どちらかといえばうまくやってた部類に入ると思いますが、
でも、じゃあ、なんで「しょうがないな、やろうか」という気になったのか。
中学校、高校でも、勉強なんてまったくやる気にならない、やれと言われても困る。
みたいな仲の良い友達は周りにたくさんいました。
その気持ちも、すごく分かります。

それと逆だけれど、実はまったく同じように、あまり考えずに自分はいわゆる勉強をした訳です。
それはなぜなんだろうと。
わりに楽しかったというのはあったかもしれないですが、じゃあなぜ楽しいと思ったのか。

もちろん、勉強の話がしたいのではなく、スポーツだってそうだし、
恋愛みたいな人間関係にしてもそうだし、なんだろうと。


つきつめて言えば、いわゆる「大人」たちが言う
「やる気を出せ」
という言葉にすごく違和感を感じるという話なのかもしれません。

特に教育に携わる人たちがそういうことを言うっていうのはどうなんだ、という気がします。
やる気がでなくて悩んでいる子どもに、それを言って何か解決するのかと。
それこそが、一番の仕事なのではないか、と思います。
逆上がりができなくて困ってる子どもに、「逆上がりをやりなさい」と
言っているのと同じなんじゃないかと。

まぁでも、これは自分が生徒だったときに感じた違和感で、
実際に自分が教育現場とかにいったら、言っちゃうのかもしれません。
それは、わからないです。

ともかく、どうすればやる気がでるのか。
また、維持できるのか。
大学の頃から、すごく危うい線で生きているなって感じがいつも実感としてありました。
働きだしてから、そういうことをちゃんと考える時間が少なくなって、逆に心配な感もあります。

だって、ある日突然、
「どうでもいいや」
って感じてすべてのことに対するやる気が0になる可能性ってかなりあるような気がします。


だから、なんとなく、ある時期から、自分の中で無条件にワクワクできること。
楽しいと思う事。
こういうことだったら有る程度自然にやる気が出るかもしれないと思える事。
そういうものをなるべく少しずつ手元に集めて行くことにしました。

僕の場合は、その多くが「言葉」に関係するものであり、
その言葉が見せる、自分には無い新しい「概念」でした。

はっとする言葉をメモしたり、好きな本を少しずつ買いためたり。
そういう言葉を裏紙に鉛筆で書いたり、本を声に出して読んだりしました。
大学では、よく飲み会を開きましたが、話していて楽しいなと思う人と話す時間がやっぱり良いなと思ったからでしょう。

そういう事をしていく内に、科学というものに出会ったり、
今の仕事について考えてみたりする機会を得て行ったように思います。

つまり、僕のベースは「頑張れない」なんだな、という不安がいつもあって、
数少ない「頑張りたくなる」ものは何かということをうんうん言いながら
ちょっとずつ考えて行って、今に至る。
そういう物語、としてとらえることができるんじゃないかと、
書きながら思いました。

働いている人も、働いていない人も、自分の将来に付いてはいつも希望と、そして不安を持ちます。
今年も、何人かの方に進路についての相談を寄せていただきました。
少しでも助力になればと思いますが、やっぱり、自分自身のこともよくわかってないので、
うまくは言えません。
毎年相談される度に、自分のことを考えるきっかけを頂いている感じがします。
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by ton2_net | 2012-06-27 00:46 | 就職活動 | Trackback | Comments(2)

優れた”ルール”としての”夢”

ある後輩が、
「博士課程に行かないという選択は、妥協だと思うんです…」と話していた。
多分、大学で物理を学び始めてからずっと、
「博士課程に行って」、「研究者になる」ことを夢見てきたのではないかな、と思う。

それは、とても素晴らしい選択肢だと思う。
けれど、同時に、とても素晴らしい選択肢の中の「一つにすぎない」とも思う。

きっと、「博士課程に進む」という希望の裏には、
「博士課程に行ってやりたいこと」、
「博士課程に行くことでなりたい自分」が有るのだと思う。
まず、それは何だったのかを再確認することから始めて欲しい。

そして、次にそれは、
「他の場所ではできないことなのか」
「他の場所ではなれない自分なのか」
ということを一度考えることを提案したい。


これは個人的な所見だけれど、「夢」は、人を「限定」する物では無いと思う。
逆に、人をもっと広く、豊かに、自由にする物だと信じたい。

そうだとすれば、「夢」は、ある一つの「ルート」
(例えば「博士課程に進む」とか「マスコミ業界に入る」とか)
ではあり得ないのではないだろうか。

遠くに「夢」があって、それを実現する手だては、いくつも有るのだと思う。
それをある瞬間に、選択でき得る限りの最高の道を選ぼうとする”試み”が、
「進路選択」であり、「就職活動」なのではないかな。

”それは「目的」か?「方法」ではないのか?”
これが、tomoさんやαの入住さんに頂いた就職活動においての
”自分にとってのクリティカルな問い”だったと、今になって思う。


さて、「夢は自由になるためのもの」だと書いた。
「自由」とはどういう状態を指すのだろうか。
「ルール」や「方向性」が無い方が「自由」に近づけるのだろうか。

音楽については詳しくないが、ただ乱雑に音を並べたものは、
なんとなく、「自由な音楽」と言うよりは混沌に満ちた、雑音に近い気がする。
コードとか、調とか、対位法とか、ある程度「ルール」はあるんだけど、
そこに、作曲家が選ぶことの出来る自由度はある。

そういう中で、聞いている人が「良い」と感じられる、
作った人が込めた思いが感じられる「音楽が、音楽でいられる」状態になれるのだと思う。


人生において、「夢」とは、ある”優れたルール”のようなものなのではないか。
優れたルールの中で、プレイヤーは自由に輝いて、フィールドを駆け巡り、
音楽を奏でて、自分自身を表現することができる。


もし、様々な道を考えて、結局元から夢見ていた道を選んだとしても、
他の道を見た経験は決して無駄にはならないと思う。

それは、「盲目的に」進路を選ぶのではなく、
「積極的に」その進路を選ぶための、
ある意味で「覚悟を決める」ための、
一つの根拠になるのだと思う。

今の自分の「やってみたいこと」のために、どんな「ルート」があるのか。
それを、思いつくままに全部挙げて見るという作業はとても有意義だと思う。
それを全部チェックできないとしても、人と話しているうちに、
実は、こんな道もあるな、
あっ、あんなやり方もあったんだ、
という発見をして、”マップ”に新しく道を付け加えるという作業は、
なかなか悪くない体験だった。


最近、坂本 龍一の「音楽は自由にする」という本を読んだ。
坂本 龍一へのインタビューをまとめた形式の自伝で、とても面白かった。
一節を紹介します。

そのコンサートには、たしかにすごい衝撃を受けたんですよ。
僕の中に、何かが深く突き刺さってしまった。

その時演奏されたのは、たとえば高橋 悠治さんがピアノの中に野球のボールを
ぽんと投げ入れ、するとボールがぽんぽんと転がり音がするというもの。
それから、目覚まし時計をピアノの中に入れて鳴らしたり。

僕はまだ10歳かそこらで、それまでバッハとか、モーツァルトしか
聴いていなかったわけですから、とにかくびっくりしました。

「これ、音楽なの?」
「へぇ、こんなんでもいいんだ!」と思った。
(「音楽は自由にする」/坂本 龍一(新潮社)p.70)


”型”の無い”型破り”は「むちゃくちゃ」なのだ、ということを、
僕は高校の時、「送辞」を一緒に作ってくれた国語の先生に教わりました。
でも、「守」が出来たら、「破」を考えなきゃ先には進めないと思うし、
その先に「離」があるんだと思う。

型を覚えるのは、その先の自由のために必要なことだと思う。

「こんなんでいいんだ!」
「こんな方法もあるのか!」
と一つ思えたら、それだけでも就職活動をやる意味は有ると思う。


就職を志す方も、
進学を目指される方も、
どちらの道も選ばない方も、
皆さんのご健闘をお祈りします。
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by ton2_net | 2010-11-18 00:52 | 就職活動 | Trackback | Comments(8)

就活トーク、終了

同好会就活トーク、「ぼくのわたしの就職活動」に参加頂いた方、ありがとうございました。
話者のみなさんも、お忙しい所ありがとうございました。
20人近い方に聞きに来ていただき、予想以上の大盛況で終わる事ができました。
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このイベントは、冒頭でもお話しした通り、去年のtomoさん企画が
とても良かったので、後輩に還元したいな、という形で行ったということが大きいです。

それと同時に、個人的に大きな興味を持ってこの会を主催しました。
すなわち、自分以外の他の方の就職活動は、
一体どんなものだったのか、ということです。
(また、自分が就職活動についてお話させていただく事で、
 「就職活動って一体なんだったの…?」ということを
整理してみたい、という狙いも有りました。)

結果として、とても勉強になりました。
「就職活動」というと、
リクナビに登録して、合同説明会行って、各社の説明会行って…
と画一化のようなイメージが有ったのですが、
やはり、「就活生の数だけ、就職活動の形が有る」のだと再認識しました。

でも、それって当たり前で、仕事も自分の人生の(それも結構大きな)一要因なわけで、
自分の人生について考えるってことなので、「人それぞれ」違うのは当たり前ですよね。


だから、最初のいかちゃんの
「郷里に帰りたい気持ちもあったけど、
 今は自分のやりたいと思える事をまずやってみようと思った」
というのも、
イカイダの
「就活は運と縁」
というのも、
けんこばの
「”ダークサイド”からの脱却」
も、
他のみんなの話も、
ほんとに、”みんな違って、みんないい”だな、と思いながら聞いてました。

最近、”貴賎は無い”という言葉を思い浮かべるんですけど、
まさしく、今回もそうだなぁ、という感じでした。
It is one of the best...ですね。
昔は「一位がいっぱいあるなんて、おかしいじゃないか、ぺっ」、とか思ってたのですが、
そうじゃないですね、順位はつけられないけど、みんないいものってあるんですよね。

参加者のにっしーが、講演会後にtwittしてくれていました。
”「自分の成長のため」「社会を知るため」の就活をしたい。”

僕もそう思います。
ただ”内定”を取るだけの活動では、就職活動はあまりに寂しすぎる。

”査定される”(それも曖昧な基準で)ための方法論、コツを習得するだけでは、
”内定”というゴールテープを切った途端に、レールが切れてしまって、
立ち往生してしまう、ということになりかねない、と思います。

みなみも同様なreplyをしてくれていました。
主催する側としては、「ちょっと長過ぎたかな、どうだったろう」と思っていたのですが、
こういう反応を見ると、やって良かったな、と思います。

どうも皆さん、ありがとうございました!!


そして、もう一つ、
「日本の就職活動は、なんかおかしい所が有る」
という動きが、(余り取り沙汰されませんが)
大きくなりつつ有る、と思います。

昨日のスライドの最後でも紹介しましたが、
・茂木健一郎クオリア日記
 「レールから外れた人生にこそ」
 ギャップ・イヤー
 日本の大学のガラパゴス化
 脱・就職-朝日新聞社説について

・内田樹の研究室
 「日本の人事システムについて」
なんかも、一度暇な時に読んだりしてみてください。

「就職活動はゲームだ」という人がいます。
ゲームの中には、途中で「ルールがひっくり返る」ものがあります。
大富豪の「革命」なんかが、そうです。
そうなると、今の「ゲームのルール」でだけ有利な人は、
「ひっくり返った」時に逆に窮地に立たされる事が有るかもしれません。

一部の「ルール」に通用する方法を探すのも大事ですが、
より一般的な「たいせつなこと」を見つめながら行動を起こす事も同じように大事だな、
と思います。
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by ton2_net | 2010-09-21 08:47 | 就職活動 | Trackback | Comments(5)

「自分にとっての、○○」を考える

大河ドラマ「龍馬伝」の序盤で、坂本龍馬が
長州の久坂玄瑞(くさか・げんずい)に会いに行くシーンが有る。
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http://www.fan.hi-ho.ne.jp/gary/kaiten03.htmより


坂本の郷里、土佐では、武市半平太らが中心となって、土佐勤王党が組織された。
周りが「尊王攘夷だ!」、「日本を守れ!」と盛り上がる一方、坂本は、「攘夷ってそもそもなに?」、「何したらいいの、全然わかんない」という疑問を、久坂にぶつけに行く。

久坂は、語る。
攘夷だ攘夷だと言って、やたらと外国人を打ち払おうとしても始まらぬ。
まずは外国の進んだ文化を学んで、外国と対等に渡り合える力をつけることだ、と。

そして、諸外国によって日本国内の金が持ち出されてしまう事例を説明し、
日本を守るためには、藩という狭い枠組みにとらわれず、
日本人みなが力を合わせる必要が有る、と説く。

久坂の話は、後に脱藩し、「薩長同盟」の立役者となる坂本に大きな影響を与えた。


この回を見たとき、僕はまだ就職活動のただ中にいた。
そして、僕には、この話が「維新の時代の、遠い昔のお話」と思ってしまうことができなかった。


我々は、3年(あるいはM1)になったら、「就職活動をやるもの」だと思っている。
リクナビに登録する。
合同説明会に行く。
個別企業の説明会や講座に参加して、
新卒の間に内定をとらなければ、と思う。
(追記;これをやる事自体が悪いのではなく、
 「なんのためにこれらをやるのか」を考える必要があるのではないですか?というのが論旨です。)

知らず知らずの間に、「就職活動だ、就職活動だ」と騒いでいる。
しかし、その実、
「”就職活動”とは、自分にとって、一体なんなのか?」
「何をもって、自分の”就職活動”が成功したと言えるのだろうか」
ということを考えていなかったのではないか、と思わされたのである。

坂本 龍馬は、とことん考えた。
自分にとって、攘夷とは一体なんなのか?
そして、そのためには何をすればいいのか?

自分の頭と、足と、心を使って成し遂げた偉業は、
「日本を変えた出来事」として、今なお、色あせる事無く語り継がれている。

就職活動をしていて感じたのは、面接官も
「就活本に載っているきれいごと」
なんか、全然聞きたくない、ということである。

たとえちっぽけでも、馬鹿みたいでも、
「自分の頭で考え、自分の足で行動して、自分の心で感じたこと」
を聞きたがっている、ということだ。

「身に染みてこそ、教養」である。
実感を伴わない言葉に、人を動かす力は無い、というのが
就職活動を通して学んだ事のひとつである。



関連:「”言葉のブラックボックス化”に注意せよ
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by ton2_net | 2010-09-17 13:17 | 就職活動 | Trackback | Comments(0)

"暗黙知"は、確かに有る

昨日は、内々定先で、他の内々定者の皆さんと「先輩と語る会」に出席。
3人の先輩のお話をお伺いする。

僕が大好きな番組を作っておられる方もお話された。
直接1対1でお話したわけではないけれど、
ご本人を目の前にしてお話をお伺いすることは、
本やブログ、音声や映像を通してお話を聞くのとは違う何かがある。

メディアを通して「すごい人」を見ると、感動することはあるけれど、
脳はどうも「自分で見たこと」しか本当には信用しないところがある気がする。
ご本人を前にすると、
「あ、この人、やっぱり本当に実在したんだ。」
という感じがする。

それだけじゃなくて、雰囲気とか小さな仕草とか、そういうものも有ると思う。
文字や映像に残せない”何か”、暗黙知は、有ると思う。



お話の合間や懇親会で、同期の方と話せたのも良かった。
本当に変な、あ、いやいや、面白い人が集まってるなぁ、と思う。


ただ、ユニクロで買った服のサイズのシールのはがし忘れにだけは気をつけた方が
良いことを強くご注進したい。
(H沖さんありがとう。)
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by ton2_net | 2010-06-05 18:38 | 就職活動 | Trackback | Comments(4)

ケモノ道を歩くこと、覚悟すること

GHQ大好き、という女の子に会った。
GHQが好きで好きでたまらず、独学で勉強を続けたという。
そして、GHQの番組が作りたくて民放の面接を受けたが、
「そういうのはうちじゃあねぇ・・・」
と言われることが多かったそうだ。
しかし、ある放送局では、一次面接の時から話をしっかりと聞いてくれて、
「君変わってるけど、面白いね」
と行ってもらったそうだ。
帰り道、その子は嬉しさに涙したという。

その子は、結局その放送局に内定をもらったのだが、
その話を聞かせてもらった時に、その放送局のことを悪くないな、と思えたのだった。


就職活動をしていて思ったのは、「この道に進もう」と覚悟することは、
”推進力”ではなく、”ブレーキを解除する力”だな、ということだった。
「博士に進むべきか」と考えても、一方で
「でも、博士に進んだらその後はどうなるのだろう?」
「受けられる企業が少なくなるのでは」
とブレーキをかけてしまう。
覚悟する、とは、そういう”ブレーキ”の存在を認めながらも、
その抑止力をひとつひとつ外して行くことではないかと思う。

この”ブレーキ”は、「世間一般がこうだから」というpeer pressureから来ることが多い。
その他大勢の皆様と違う道を歩いて失敗するのは、怖い、という力だ。
僕は第一志望だった所にフラれてから、
「じゃあ、いったいどこに行けばやりたいことができるのかなぁ」
「みんな決まってきたけど、自分来年4月からどうなるのかなぁ」
など色々考えた。
そして、もう自分で考えるだけではどうしようもない、と気づいて
いろんな方にお話を聞いていただいた。

そこで出会うことのできたたくさんの素敵な方たちは、
やりたいことのために自分の道を、舗装された道ではない
”ケモノ道”を歩いてこられた方達だった。

ケモノ道を歩いてこられたその方々の生き生きとした表情や
仕事に対する情熱を、直接お会いすることで感じることができた。
メールや、電話や、映像では伝わらないことが、確かにある。

このミメーシス(感染的模倣)により、ケモノ道を歩くことに憧れを覚えたし、
そういう道に進むことにワクワクを覚える自分がいることを知った。
この気持ちは、決して忘れてはいけないと思う。

「どんな大企業にいたって、フリーランスのつもりで」
これも、その素敵な方々の一人がおっしゃっていた言葉だ。
まさに、このことを表していると思う。


覚悟すること、ケモノ道を歩くこと。
この二つの大切さを実感できたことも、就職活動の大きな収穫だ。


まず、世の中には本当にたくさん色々な職業があるけれど、
自分が100%やりたい職業なんて、この世には無いのだ。
それは、誰も歩いたこと無いケモノ道を通らねば手に入らない。
自分が歩きたい道は、自分で作るしか無いのだと思う。

僕の前に、道はない。
僕の後ろに、道はできる。

高村光太郎の「道程」。
僕の大好きな一節だ。
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by ton2_net | 2010-05-01 00:00 | 就職活動 | Trackback | Comments(4)

今のところ、で言えること

朝起きると、とてもいい天気だった。
家の前の原っぱの草に、朝露が付いていて、とても綺麗だった。
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今日も2時間後くらいに渋谷へ。
「就職するなら第一志望」の最終面接。
何故、ここまで来ることができたのか全然わからないが、
呼んでいただいたので、お話しに行くことにした。


今のところ、でだが、就職活動をやって良かったな、と思う。
そして、早い時期で当時の第一志望に行けなかったことも、
今になって大変運のいいことだったと思う。
まだ就職活動が終わったわけではないのではっきりとは言えないが、
きちんと進路が決まったら、お聞きしたことや考えたことを書きたいと思う。
(このブログで、「後々書きたい」と言って実際に行われたことは少ないが…)

ただ今の時点でもいえる確かなことは、志を持って活躍しておられる
素敵な人が、社会にはたくさんいる、ということだ。
就職活動をしなければお会いできなかったたくさんの方々。
この方達にお会えいできたというだけでも、就職活動に意味はあったと思う。
せっかく作ることのできたこの繋がりを、これからも大切にしていきたいと思う。
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by ton2_net | 2010-04-25 06:05 | 就職活動 | Trackback | Comments(3)

ありがたい事

過去に第一志望だったところは、実は3月に不合格になってしまっていた。
そこで働いておられる方で、色々お話をお伺いしてお世話になった方に、
残念ながら、ダメでした~。
とメールを入れたら、次のような内容のメールが帰ってきた。

お忙しい中ご連絡を下さり、本当にありがとうございます。
正直なところ、是非一緒に働きたい人材だなと思っていたので残念です。
部長課長の見る目のなさには言葉もありません。
やはり若い目で人材を選ぶべきだと思います。
お役に立てず、申し訳ありませんでした。

就活続行されるとのこと、今後のご躍進を何より楽しみにしております。
職場は違ってもフィールドは同じなので、いつか仕事でお会いできるといいですね!
就職先を決めたら、ぜひご連絡下さい。
くれぐれも体調にはお気を付け下さいませ。
それでは、また。


実はそんなことなくて、思い返せばそりゃダメだわ、
という感じの内容で反省点盛りだくさんだったのだが、
それでも、読んでいてとても嬉しくなった。
本当に、ありがたい事ですね。


そして、今日は人生初のライブに行ってきた。
とても良かった。
すごく良かった。
勇気をもらった。

始まる直前にうすくスモークを炊いていて、なぜだ、と思ったのだが、
こうすると、客席の上にもライトの筋が見えるので、会場の空間を使った演出になる。
(”チンダル現象”か。)
空間を使った、音と光の演出。
楽しくて、時間を忘れた。
そして、これは仕事をする上でも、演出のための勉強になるな、と思った。

何より、音楽に人生かけている人たちの出す生の音は、スゴイな、と感じた。
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by ton2_net | 2010-04-09 00:41 | 就職活動 | Trackback | Comments(2)

OB訪問(テレビ局ディレクター)

● ディレクターの仕事(大まかに)
取材                
構成                 『伝えたい事は何か。その為に必要な事は?』
提案                
会議                ● 自分のやりたいことが伝えられるか
取材 撮影             ● 「目的がないと、カメラ回せません。」 
編集                ● 「これ撮らないと、筋が通らないだろ!」
試写                ● 理想⇔現実 ギャップ:何事も、これを知ることが大事
手直し               →それを知る為には実際にやっている人に話を聞く
On Air               →放送の時間までにとにかく形にしなくてはいけない。

● ディレクターに求められることは?
① 伝えたい事が見つけられる(持っている)か
② 伝えたい事を伝える意味を、人に伝えられるか
③ 自分のやりたいこと以外のことでもやれるか(専門性と総合性)

● ジャーナリストとは?
「社会の医者であり、検察官」(福井新聞)
「悩む人」(OBの方)
→問題がある。問題を提起して、どうすれば良いのか悩む。
 そして、その問題をどのようにして伝えるか、悩む。

● やっておくべきこと
テレビ番組を見る
→「伝えたい事は何だ?」
→「自分なら、こう伝える」
を常に意識して接する。
(番組を、ただ視聴するだけでなく、作る側から見る)

● ディレクターのやりがい
「自分がやらなければ、この問題(情報)を世に出す人はいない」
→伝えられた時
「何より、作っているときが一番楽しい」

● 新聞との違い
「新聞よりも、一歩引いている感じがする。」
意見でなく、考える材料を提供(なんとなく制作者の見解は見えてくるが)
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by ton2_net | 2010-04-07 20:52 | 就職活動 | Trackback | Comments(0)

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
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