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2015年 10月 26日 ( 1 )


偽善的白魔術(「人を呪わば、穴二つ」について)

「人を呪わば、穴二つ」という言葉がある。
人を呪えば、その呪いは自分にも返ってきますよ、と言う意味らしい。
穴とは、もちろん墓穴のことだ(と思う)。

「丑の刻参り」(頭にろうそく、わら人形に釘コンコン的な)というのだって、そうだ。
あれが怖いのは、現場を見てしまうと、その人が自分を追いかけてくることだ。
なぜなら、現場を見られると、
その呪いは全部釘を打っている人に帰って来ると言われているからだ。
だから、見た人を殺そうと追いかけてくるわけです。
(怖いな…ていうか、そこでダイレクトに人殺しちゃったら、
 鈍い殺そうとしている人を直接手にかけた方が早いのでは…。)

呪いは、そういう「リスク」をはらんでいる。
「諸刃の剣」、というのが呪いの重要な要素なのだと思う。


呪い殺す、という大層なことでなくても、
例えば人を傷つける、暴言を吐く、無視する…などなどのことも、
なんとなくそういう類いではないかと思う。

なんでと言われても困るが、そういう気がする。
自分で知らず知らずのうちに、自分の墓穴をせっせと掘る行為。


なるほどなあ、おそろしいなあと思うのであるが、
最近、その逆もあり得るのではないかという気もして来た。

人を傷つける”黒魔術”的な要素は、
”白魔術”的な要素にも、同じことが言えるかもしれない。

「人を癒せば…わーいわーい」、みたいな。
『ハチミツとクローバー』の羽海野 チカさんの漫画に出て来るテーマで
「相手を大切にすることは、自分を大切にすることと似ている」というものがある。
(『空の小鳥』という短編にダイレクトに描いてあります。)

なるほどなあと思う。


自分を大切にするために、他の人を大切にする。
自己犠牲とか、色々あるけど、なんとなく高尚な感じがするなあ。
「自分のため」とかいうと、昔は偽善的な気分にもなったものだけど、
偽善で何が悪いのかというのことも、最近思うのだ。

ものすごくものすごく自分勝手になって、
結局こうすることが自分にとって最良であると言う考えのもと、
人に優しくしたり、傷つけることをしないというのは、
まあそれでもいいんじゃないのという気がする。


偽善的白魔術。
「なんで人に優しくしないといけないのか」という質問の答えは難しいが、
その一つの側面だったりしないかなと思ったりしてみる。

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by ton2_net | 2015-10-26 05:56 | Trackback | Comments(0)

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
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いや、1年くらい前まで有..
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