特になんでもない(2)

まぁ、前回との間にいろいろあった。
例えば、恐怖に耐えられず、「僕は脱走する」と言って食堂を出て行ったすねは殺された。
ぱぱと先生がもともと同じ会社に勤めていた同期で、ぱぱのせいでリストラされたとか、
あとは、まぁ、いろいろあった。
いろいろあるんだ、みんな。

そんなこんなで食堂。
でき「おかしい...」
じゃいの肩に乗っている雪が一部全く解けていないのだ。
のび同じことを考えていたため、
じゃいの注意をのびがひきつけ、
できがその隙に雪とおぼしきものを手に取った。

ぺろり

でき「!!こ、これは・・・!」
麻薬である。
できは秀才だから、麻薬がどんな味か知っているし、なめたらそれがコカインなのか大麻なのかくらいわかるのだ。
できは、沈痛な面持ちで部屋を去った。
のびも追う。
階段を上がり、できの部屋に行く途中に考えるのびの顔は、若干青ざめている。のびにはあの白い粉がなんなのか検討がついている。

のび(あれは、確かに麻薬だ。まさか、ぱぱが麻薬をコロンビアの麻薬王から輸入している会社   の黒幕だなんて・・。)

のび「入るよ」
のび、できの部屋のドアを開ける。

でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」
でき「(ぺろ)こ、これは麻薬だ!!」




NA:できが何をしているのか一瞬のびには理解できなかった。
しかし、できの目が完全にいわゆる「イッている」状態だったため、
のびは理解した。
できは、白い粉が何かを、味を見ることで試す、という名目で、
麻薬を止められなくなってしまったのだ。

のび、呆然としながら立ち尽くす。
カメラ、徐々に、フェードアウト。


---10年後、東京             (All right reserved by Hopeless tyuugakusei)
療養所。
スーツを着たのび。
ベッドに横たわるやせこけた男性。
のび、ベッドの横の花瓶の花を取り替える。

のび「出来杉くん、気分はどうだい?」
でき「く、くづり。。。うあ」

のびは口元に微笑をうかべつつも、その目は哀愁を含んでいる。
べっどから見える銀杏並木の色づいた葉も、もうすっかり落ち葉となって、
病院へと続くアスファルトを金色に染めている。
道をあるきながらはしゃく子どもをつれた親子をみて、
のびは思わず目を細めた。
また冬がやってくる。
長い、長い冬が・・・・・


画面いっぱいのテロップ
「ダメ、絶対」




提供:財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止委員会、文部科学省


JAP監督、限界です。
[PR]
by ton2_net | 2009-02-05 20:50 | その他色々 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://ton2net.exblog.jp/tb/9546712
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by じゃぱこ at 2009-02-06 09:46 x
がんばってくれ~~!!><
卒論終わったら急ピッチで進めよう・・・。
Commented by ton2 at 2009-02-06 14:46 x
あ、卒論は終わったよ~
また練習で話し合いますか・・・☆
<< 卒研を終えて 去年 >>

Ooishiです。もはや社会人です。このブログ記事は、私個人にのみ帰属するものです。なぁんちゃって。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
memo
最新の記事
記事ランキング
最新のコメント
以前の記事
カテゴリ