”最も単純な真実にこそ、人は最も遅く到達する”
灯台、下暗し。
額にかけた、めがね。
4年になって(無事なれました。数人の方々にご心配をおかけしました。)
いきなりどっきりされたり、
サイケデリックなイベントに行く予定が出来たり、と
なかなか非日常なことが起っていて、
しかも研究室に入り浸っていて、
なかなか充実した日々を送れているのではないかと思う。
非日常。
日常の中にいると、変わったことや面白いことや、そういうのを求める。
それはとても大事なことだ。
けど、日常あってこその非日常だと思う時がある。
リリー・フランキーの「東京タワー」に、印象深い文章があった。
”人にとって「当たり前」のことが、自分にとっては「当たり前」ではなくなる。世の中の日常で繰り 返される平凡な現象が、自分にとっては「奇蹟」に映る。
歌手や宇宙飛行士になることよりも、はるかに遠く感じるその奇蹟。
子供の頃の夢に敗れ、挫折することなんてたいした問題じゃない。単なる職業に馳せた夢な んてものは、たいして美しい願いじゃない。
でも、大人の想う夢。叶っていいはずの、日常の中にある慎ましい夢。子供の時は平凡を毛 嫌いしたが、平凡になりうるための大人の夢。かつて当たり前だったことが、当たり前ではなく なった時。平凡につまずいたとき。
人は、手を合わせて、祈るのだろう。”
非日常に飛び込むこと、そして、身の回りの日常を大切にすること。
両方大事にしていきたいなー。