きょうは、サラダ記念日ですね。
俵万智さんが詠んだ、
「この味がいいね」と君が言ったから
七月六日はサラダ記念日
という短歌ですね。
最初、高校の現代文かなんかの教科書にのっていて、
へぇ〜、くらいにしか思わなかった。
別に8月3日でも、5月9日でもいいじゃんw
みたいな。
でも、そこにこの詩のすごさがあると、
ある日ふと、気付いた。
いつでも良い。
自分にとって、なにか素敵なことがあったら、それはもう記念日である。
7月6日という1日のことではなく、
365日、人生全般に通ずる哲学が、
この短い中に込められている。
定義のように見えて、
新しいルールの提案なのだ。
それが、「サラダ記念日」という新鮮ながらも
親しみ深い言葉に込められている。