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新しくなったton2net



自分の言葉で、自分の考えを

自分の言葉で、自分の考えを、人に伝わるように書く。
表現方法としては、どんなに拙くても、思いのある文章には暖かみが有る。
触れた後に、人の心に残る何かが有る。

技巧に優れていようが、体裁が整っていようが、
表現の本質は相手の心に届くかどうかだと、私は思う。
頭に届くことも大切だけれど、世界は本当に広いから、「そこ」でたくさんのことを伝えきるのはあまりにも難しい。

表現は、それを発する人から見た、「世界の窓」だから、
外の景色も持っと見てみたいと思ってもらえること。
もっと言えば、あっ、こんなことしてる場合じゃなかった、と本やPCやテレビの電源を消して、
自分が知りたい、見たい、成りたい自分に向かって行動を起こす原動力につながることが、
一番大切なんじゃないかと思う。


こちらに来てから、教員を引退されて、故郷で塾を運営されている方と知り合った。
私財を投じて地元の子どもの教育に取り組んでいる、とても情熱的な方だ。

ある日、この方の思う教育とはなんだろうということを尋ねてみた事が有る。
良い指導者はね、とその方は言った。
良い指導者の元で学んだ生徒は伸びる。
けれども、それは知識を詰め込むということではない。
本当の教育とは、「子どもの心の灯をともす」ことだと、
その方はおっしゃっていた。

何かを表現するということは、とりもなおさず「教育」につながっていると私は思う。
それは、何かを上から押し付けるということではない。
「すごい」と思ってもいいし、「最悪」と感じても良い。
なにか心の動きが、次の行動の原動力になるような、そんな力が表現には有る。

カルロス・ゴーンは、
「批判されると言う事は、何かをやっていると言う事だ」
と言った。
自分の言葉で、本当に自分の考えを言う事ができたら、
賛成してくれる人の他に、当然「そんなわけあるか」という人もいる。
それは絶対にそうだ。
それを怖がっちゃいけないんだと思う。
批判の無い表現、は限りなく何も言っていないことに近いのかもしれない。


もっと「自由に」表現したいと、強く思う。
色々なプレッシャーや、自分で作った囲いにとらわれて、
冷たい表現をしていると、この6月から感じる。
もっと自由に、柔らかい、温かい表現がしたい。
いつになったらそれができるのかはわからないが、
そこへたどり着きたいという思いだけは消えない。
大変だけど。


最近、退勤時間になったら一旦会社を出て、走って、
また会社へ行く生活がつづいている。
会社で氷嚢を使って足を冷やしたりしている時、
i研究室となんらかわんないなと、ふと思ったりする。
by ton2_net | 2011-10-20 01:32 | "言葉”
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Ooishiです。こちらに切り替えようと思っています。https://ton2net.com/
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