布教活動とサイエンスコミュニケーション

少し前に、家に布教活動をしてらっしゃる方が来た。
3人ずれの中年の方々で、男性が一人、女性が二人だった。
宿舎の時にはそういう訪問は無かったので、少し新鮮だ。

その方達は聖書を読む会を週一回開いており、その参加者を募っているらしかった。
申し訳なかったが興味が無かったので、
「あ、すいません、興味ないので」
と言って断ることもできたのだが、こういう場合とりあえず話を聞いてみることが
なんとなく習慣に成っている。

男性が主と成り、「聖書のココがすばらしい」ということを説明してくださった。
そして後ろの女性の方が「そうよね。そうよね。」と間の手を入れる感じに成った。
最後に、連絡先を書いた名刺を頂いて、その場はお開きになった。


その後歩いて近くのコンビニに行く途中、ふと
「宗教の勧誘はあるけど、”物理すばらしいですよ”
 みたいな勧誘はあまりうけたことないな」
と思った。
ドアのチャイムが鳴って、
「週に一回”プリンキピア”読んでるんですが、一緒にどうですか?」
と言われたことも無い。

なぜだろうと思って、考えた。
大学があるからだろうか。
科学を勉強したい人はそこに行けば良い。

しかし、宗教だって神学校があるしなぁ。

科学は、基本的に興味があったり、勉強したいと思った人が情報を得やすいように、
という努力をしている気がする。
(大学のオープンキャンパスで「物理に来なよ」みたいなことを言われることはある。)

科学コミュニケーションは、「そういう」スタンスのような気がする。
いきなりお宅訪問するのは無理にしても、
全然興味ない人にも「どうですか?」
と聞いて回る姿勢も必要なのだろうか。

でも、法律やる人がいてもいいし、サブカルやるひとがいてもいいし、
個人的には、特に科学に興味ないなら、それはそれでいいかな、と思ってしまう。

うーん。自分にとっての「科学コミュニケーション」って何なのか。
これは非常に難しいけど考える価値のある設問だと思う。

そんなことを思わせてくれる出来事だった。
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by ton2_net | 2010-05-12 15:51 | SC・メディア | Trackback | Comments(0)
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