メモです。更新情報いってしまう方、気にしないでください。
何か物理量を測ろうと思えば、
「統計的な不確かさ」というものがつきまとってきます。
これは、簡単に言えば
「これ、実験したって言ってるけど、
このときはたまたまこういう値になっただけなんじゃないの?」
という質問に対して
「いや、でもこの値が±3σ
(そのデータを正規分布でフィットしたときの半値幅の3倍)
以上ずれる値をとることは0.26%しかないんだよ!
だからこの値は信用できるでしょう?」
と確率的にその実験データの信頼性を保障できるようにするための量である。
※ちなみに、1σ以上ずれる確率は31.74%
2σ以上ずれる確率は 4.56%(覚えやすい)
3σ以上ずれる確率は 0.26%だから、
1σの間に正規分布は
急速に小さくなるものの±1σの間に7割近くのデータが収まり、
それからゆるやかに小さくなっていってtailを引くことが分かる。
正規分布の中心からσ離れたところが、正規分布の
変曲点です。
(正規分布の図は
こちらからいただきました。)